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日本橋本町に和食店「にほんばし小湘亭」-鎌倉野菜と湘南食材にこだわり

茅ヶ崎の地酒を手にする店長の中村典嗣さん

茅ヶ崎の地酒を手にする店長の中村典嗣さん

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 日本橋本町に5月8日、和食店「にほんばし小湘亭(こうみてい)」(中央区日本橋3、TEL 03-6262-0762)がオープンした。経営は「エディット・V」(中央区)。

日本橋で味わう湘南気分

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 銀座店に続く2店目の出店。鎌倉野菜など湘南エリアから仕入れた食材をメーンとした料理と酒を提供し、「都内で湘南の空気のようにのんびりとした気持ちになれる店」をコンセプトに据える。

 「ビシッと決まりすぎないゆるさと地元へのこだわりが湘南らしさ」と藤沢市片瀬出身の店主・山下佳奈子さん。間口を大きく取った店内には、どっしりとしたテーブルとカウンターを配置する。「鎌倉のお寺の隣にありそうな店」をイメージしたという。店舗面積は15坪、席数は27席。

 同店の特徴でもある鎌倉野菜は、前日または当日の朝に収穫されたものを、料理長自ら鎌倉市内の特定の即売所で仕入れる。畑で完熟したものを収穫するため味が濃く、規格外のサイズも売られているため料理のアレンジの幅が広がるという。「小湘サラダ」(980円)、「セイロ蒸し」(1,280円)など素材を生かした料理で提供する。

 江ノ島のシラスを使った「シラスのフワフワ玉子焼き」や相模湾で採れた魚介の「刺し身」(以上980円)、藤沢の養豚場から仕入れた豚肉を使った「みやじ豚の蒸ししゃぶ」(1,580円)など湘南の海の幸、山の幸にこだわったメニューをそろえる。  

 ドリンクメニューは「ビール」「焼酎」(680円~)のほか、利き酒師の資格を持つ店長が選んだ日本酒(500円)を常時20~30種類用意。湘南唯一の蔵元「熊澤酒造」(神奈川県茅ケ崎市)の地酒も提供する。

 営業時間は11時30分~14時、17時30分~23時30分。日曜定休。6月からはランチ営業を開始予定。

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