東京駅改札内1階中央通路に8月9日、新たな駅ナカ商業施設「Central Street(セントラルストリート)」が一部開業した。
コンセプトは「Link Japan」。日本国内や世界中からの迎え入れと、各地への旅立ちの場である東京駅の施設らしく、「人と人、地方と地方、日本と海外などをつなぐ結び目としての役割を果たす」という。今回、10月に控えた丸の内駅舎のグランドオープンに先駆け、2区画が先行開業した。
「駅弁屋 祭」では、全国各地の有名駅弁、人気駅弁に加え、オリジナル駅弁や期間限定駅弁150種類以上を販売。店内のライブキッチンで作る「できたて」駅弁なども。売り場面積は113平方メートル。営業時間は5時30分~23時(8月9日は20時まで)。運営は鉄道会館(中央区八重洲2)。
「KIOSK+i」は訪日外国人旅行客の増加を想定し、海外からの利用者を意識した店づくりを行った。「+i」は「international(インターナショナル)」を意味し、キオスクのベーシックアイテムに加え、インポート菓子やギフトニーズの多い鉄道グッズや土産用の菓子などの品ぞろえを充実させる。店舗デザインは「旅行かばん」がモチーフ。10平方メートルの売り場に約600アイテムを用意し、「便利と楽しさ」を追求する。営業時間は6時50分~23時30分。運営は日本レストランエンタプライズ(港区)。
10月上旬にはベーカリーや雑貨、コスメ、ドラッグなどのセレクトショップ、土産や贈答品用のスイーツショップ、12月には「駅弁ランキングショップ」の開業を予定する。