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日本橋小舟町で時代小説挿絵画家のイラスト展-「舞妓サーフィン」など

「江戸っ子のちょっとした遊び心を想像して楽しんで」とイラストレーターのいずみ朔庵さん

「江戸っ子のちょっとした遊び心を想像して楽しんで」とイラストレーターのいずみ朔庵さん

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 老舗扇子店「伊場仙」(中央区日本橋小舟町4、TEL 03-3664-9261)が運営する「浮世絵ミュージアム」で8月27日、イラスト展「江戸ッ転がし」が始まった。

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 時代小説の挿絵を中心に活躍するイラストレーターのいずみ朔庵(さくあん)による同展。舞妓が着物でサーフィンをするイラストや、火消しばんてんを羽織った女性がたばこを吸いながら留守を預かる様子を描いた「火消しの女房」、歌舞伎の演目「助六所縁江戸櫻(すけろくゆかりのえどざくら)」に登場する花魁(おいらん)が、恋人の助六が描かれた着物を身にまとった姿を描く「トゥギャザー」など、江戸文化を皮肉やしゃれを込めて表現したイラスト約10点を展示する。

 そのほか、足袋靴下やiPhoneケース用に現代テイストの和柄デザインパネルや、「貝合わせ」「和太鼓」などタイトルやデザインに裏の意味をこめた手染めふんどしも。

 「ユーモアに富んだ江戸っ子かたぎを表現した。タイトルに『転がす』という言葉を入れたのも、江戸文化を遊びたいという気持ちから」といずみさん。江戸文化に詳しい人ほどニヤリと楽しめる、さまざまな隠し要素を盛り込んだ。「今回、江戸文化の中心である日本橋で展示ができてうれしい」とも。

 開館時間は、月曜~金曜=8時~20時、土曜=11時~17時。日曜・祝日休館。入館無料。9月25日まで。

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