日本橋三越本店(中央区日本橋室町1)で11月7日、「東京まん真ん中 味と匠の大中央区展」が始まる。
ミシュラン1つ星「うち山」の名物「たい茶漬け」や香箱ガニが楽しめる限定メニューも
今月20日まで開催中の「第60回中央区観光商業まつり」の一環。江戸開府以来、日本の文化・商業・情報の中心として栄えてきた同区は、個性的な食品や伝統工芸品の宝庫。その魅力を発信しようと、昨年に続いて2回目の開催となる。老舗がひしめく日本橋、新鮮な食材が集まる築地、日本を代表する商業地・銀座から、個性あふれる商店や企業42社が一堂に会する。
ライブ感を高めるため、食品部門では8つの実演販売を用意。今年初出店となる人形焼「重盛永信堂」(日本橋人形町2)が、餡(あん)のたっぷり入った「つぼ焼き」(1個=161円)を焼き上げるほか、マグロ販売の「築地魚河岸みやこ」が津軽海峡の天然生マグロを1日3回解体し、サクどりして販売する。イートインコーナーでは、ミシュラン1つ星の日本料理店「うち山」が名物「たい茶漬け」や香箱ガニが楽しめる限定メニュー(3,150円)を提供。魚料理「青空三代目」は、あぶった大トロやキンメダイなどを載せた特別限定海鮮丼(2,500円)を販売する。
工芸品では、染元の老舗「髙虎」(日本橋浜町2)、江戸ほうきの「白木屋傳兵衛」(京橋3)などに加え、1917(大正6)年創業の「月光荘画材店」が初登場し、帆布製バッグ入りのオリジナル水彩道具「おでかけスケッチセット」(1万6,555円)を販売する。
期間中、本館1階の中央ホールで、落語や中央区ゆかりの漫画家によるフリートークなど、さまざまなイベントも開催する。
営業時間は10時~19時。今月12日まで。