JR東京駅前の「ホテル龍名館東京」(中央区八重洲1)で6月1日、「呉服橋」と「日本橋」をテーマにしたサービスが始まった。
老舗和菓子店「榮太楼總本舗」の人気米菓「ピーセン」をオリジナルパッケージで用意
同ホテルは1899(明治32)年創業の「旅館龍名館本店」(千代田区)の分店として開業した「旅館呉服橋龍名館」が前身。さまざまな芸術家に愛された本店の伝統を受け継ぎ、独自のアートプロジェクトを展開する。
今回は、「和のおもてなし」にこだわった浴衣と菓子を開発した。江戸型染め作家の小倉充子さんが鉄紺(深い青緑)色の生地に白抜きで明治や江戸の呉服橋の風景を描いた浴衣は、宿泊客の希望に応じて無料貸し出しするほか、フロントで土産用に販売(6,000円)。和菓子は、1857年創業の老舗和菓子店「榮太楼總本舗」(中央区日本橋1)の人気米菓「ピーセン」をオリジナルパッケージに詰め、135の客室全てに1人1袋ずつ用意する。