食品メーカーの協同乳業(中央区日本橋小網町)は9月23日、「日本橋スイーツ」シリーズの新商品「ほうじ茶プリンと黒蜜(みつ)ソース」の販売を開始した。
「日本橋スイーツ」は、同社が昨年3月に発売した和テイストの洋風デザートシリーズ。これまで13商品を投入している。
第14弾目となる今回は、宇治産ほうじ茶を練り込んだプリン生地に沖縄産黒糖から作った黒蜜ソースを合わせた。ほうじ茶は、緑茶を焙煎(ばいせん)した後、二度びきし、粉末状にしてから練り込んだ。「甘味処や茶専門店のほうじ茶ソフトクリームやシュークリームから着想を得た。抽出液ではなく、粉末のほうじ茶を使用することで、よりほうじ茶らしい印象的な味わいになった」と開発担当の木原律子さん。「変わり種ソースも考えたが、ほうじ茶の香ばしさや風味を生かすには、黒蜜との相性が一番だった」とも。
価格は136円。全国のスーパー・コンビニなどで12月中旬まで販売する(一部地域を除く)ほか、コレド室町内「日本橋案内所」でも取り扱う。今後も、季節に合った新商品の発売を予定する。