日本橋高島屋(中央区日本橋2)で10月2日、「華麗なるステージの軌跡 宝塚歌劇展 輝き続けて1世紀」が始まった。
世界で唯一の女性だけの劇団として独自の舞台芸術を築いてきた宝塚歌劇は来年で100周年を迎える。同展では、華やかな衣装や最新公演の写真、通常では見られない衣装デザイン帳や道具帳などを通じ、間もなく1世紀になろうとする宝塚歌劇の歴史を紹介する。
1977(昭和52)年の初演以来、再演を繰り返している舞台「風と共に去りぬ」の衣装、専科・花組・月組・雪組・星組・宙組、それぞれの最新公演の写真パネル、フィナーレで出演者が手に持つ鈴の付いた小道具「シャンシャン」の実物などを展示。
そのほか、宝塚歌劇を象徴する「大階段」の模型に立ち背負い羽根やシャンシャンを手に記念撮影ができる「フィナーレ体験コーナー」、大型スクリーンの映像で楽しむことのできるビデオシアターコーナーを開設。同劇団の絢爛(けんらん)豪華な世界をじかに感じることができる。
会期中、毎日11時・13時に水夏希さん、紺野まひるさん、貴城けいさん、白城あやかさんら、日替わりで元トップスターを迎えたトークショーを開く。
開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。入場料は、一般=800円、大学・高校生=600円、中学生以下無料。今月15日まで。