メリーチョコレートカムパニー（大田区）が手掛けるチョコーレートブランド「トーキョーチョコレート」は、日本橋の2つの老舗「にんべん」「山形屋海苔店」とコラボした商品の販売を始めた。

　1699（元禄12）年創業のかつお節の老舗「にんべん」（中央区日本橋本町1）とのコラボ商品は、あられにミルクチョコレートをコーティングし、にんべんのかつお節をまぶした「うま味広がるかつおぶしチョコレート」（50グラム＝525円）。1764（明和元）年に小網町に創業したのりの老舗「山形屋海苔店」（京橋2）とのコラボ商品は、あられ入りのミルクチョコレートに甘辛く味付けしたのりをまぶした「磯香る　のりチョコレート」（同）で、いずれも同ブランドの新シリーズ「トーキョースーベニアチョコレート」として販売。パッケージに東京の風景を取り入れ、東京の手土産としての売り上げを期待する。

　今月末には、パリで開催される「サロン・デュ・ショコラ」でも発表を予定し、和素材を使った「お江戸チョコレート」で新しい食を提案する。

　伊勢丹新宿店（新宿区）、羽田空港国内線イセタン羽田ストアで展開するほか、にんべん本店、山形屋海苔店本店でも限定販売する。