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日本橋三井ホールで「江戸桜ルネッサンス」-桜を一輪も使わず「花見」演出

本物の桜を一輪も使わず、さまざまな表現で桜の美しさを表現する。

本物の桜を一輪も使わず、さまざまな表現で桜の美しさを表現する。

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日本橋三井ホール(中央区日本橋室町2)で3月7日、日本橋文化を発信するアート展「江戸桜ルネッサンス&夜桜うたげ」が始まる。

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 3月20日に「コレド室町2・3」の開業で完了する「日本橋室町東地区開発計画」に先駆けた同企画。日本橋の夏の風物詩となった金魚アート展「アートアクアリム」のプロデューサー・木村英智さんが手掛け、江戸時代に街道の起点として日本橋に花開いた文化に現代アートを融合させた新たな表現に挑戦する。

 同展のモチーフは、江戸時代の歌舞伎者の屋敷で開催される「江戸で最も早い花見」。江戸切り子のグラス約1000個から成る高さ約2.5メートル、直径約4メートルのシャンデリアと、水面に舞い散った桜の花弁をデザインし桜にちなんだ品種の金魚が泳ぐ作品「サクラリウム」を組み合わせた「江戸桜リウム」、桜柄の着物を集めてライトアップした「桜並木」、三重県鈴鹿市指定の伝統産業「伊勢型紙」を使った桜模様の影絵アート、日本橋の和紙問屋「小津和紙」が集めた桜柄の和紙で表現する「桜回廊」など、本物の桜を一輪も使わず、さまざまな表現で桜の美しさを表現する。

 併せて、価値の高い着物織物の装飾、陶器、漆器を組み合わせたダイニングセットを、1日6組限定の予約制VIP花見席として用意。料理と酒を提供する「夜桜の間」(部屋料=1万円、コース料理別)、季節の変化を表した旧暦「二十四節気七十二候」をテーマに、京都の和菓子とお茶のブランドがコラボした茶席「和菓子の間」(3,000円)を体験型イベントして実施する。

 開催時間は11時~23時。入場料は1,000円。3月30日まで。

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