八重洲の「ホテル龍名館東京」(中央区八重洲1、TEL 03-3271-0971)は3月6日、東京の魅力を発信するデザインのポストカードを宿泊者全員に配布し、切手代を負担するキャンペーンを始めた。
同企画では、同ホテルが昨年末に主催した一般公募のデザインコンテスト「TOKYO POST CARD AWARD 2013」の受賞作5種をハガキに印刷。同ハガキを国内外へ郵送する切手代を同ホテルが負担する。
コンテストには、全国と海外から202点の作品が集まり、アートディレクターの芹沢高志さんらが審査した。大賞は、イラストレーターの中田仙次郎さんによる、カエルがやぐら太鼓を囲んで踊る「東京音頭」。優秀賞は、学生のRio Taroさんによる、青葉と紅葉を盆栽の中に同居させた「東京ツリー」、イラストレーターの丸矢りなさんによる、和風の柄で吊り革を持つ人型をかたどって配置した「Commuter train」が選ばれた。その他、東京を幻想的な色彩で描いた「東京ビビッド」、ニシキゴイの模様で街の風景を表現した「東京の流れ」など。
同ホテルの約4割を占める海外からの宿泊客が母国の家族や友人に東京の魅力を伝えるハガキを送ることで、広く東京をPRすることがねらい。
キャンペーンの開催は2015年2月まで。