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日本橋の飲食店で復興支援「命の缶詰」販売-震災遺児への募金も

「キハ」のカウンター上に並べられた木の屋の缶詰

「キハ」のカウンター上に並べられた木の屋の缶詰

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 日本橋の複数の飲食店が参加する「飲んで食べて復興支援、“命の缶詰”販売会」が話題を呼んでいる。主催は日本橋経済新聞を運営するSPソリューションズ(03-5623-930703)。

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 津波で流された缶詰を震災発生直後、被災者が食糧にして命をつないだことから「命の缶詰」と呼ばれるようになった「木の屋石巻水産」(宮城県石巻市)の缶詰を参加各店が販売する。

 宮城の食材をメーンに扱う居酒屋「すりみや日本橋店」(中央区日本橋3 TEL 03-3516-2540)では実際に流された缶詰を展示し、各テーブルに案内POPを設置している。「味の評判もよく、来店のたびにお買い上げいただくお客さまもいらっしゃいます。」と店長の石月ともみさん。

 鉄道をテーマにしたカップ酒と缶詰バー「鉄道居酒屋キハ」(日本橋堀留町1、TEL 03-5651-5088)では店の入り口に山積みし来店客にアピール。「賞味期限が長いので防災用の非常食としてまとめ買いされる方もいらっしゃいます。」とキハ助役(店長)の二上登さん。

 日本橋経済新聞茶論(サロン)(中央区日本橋堀留町1 TEL03-5623-9307)では普段の販売のほか、3月29日15時から試食イベント「“命の缶詰”試食応宴会」を企画している。売上の一部は震災遺児支援の「みちのく未来基金」へ寄贈し、各店内には募金箱も設置している。他にオムチャントーン(中央区富沢町4 TEL 03-6206-2626) 365カフェ(中央区日本橋人形町1  TEL 03-6661-1360)が参加する。実施期間は各店舗により異なる。

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