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丸の内KITTE内「インターメディアテク」でキネマ誕生期の映写機などコレクション公開

写真提供:インターメディアテク
Exhibition view of

写真提供:インターメディアテク Exhibition view of "The Birth of the Cinematograph ? from the Masanao Abe Collection" in the Intermediatheque permanent exhibition

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 丸の内の商業施設「KITTE」(千代田区丸の内2)内にあるJPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」(TEL 03-5777-8600)で4月22日、「キネマの誕生-阿部正直コレクション」の公開が始まった。

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 阿部正直は元福山藩主・阿部家の11代当主で理学博士。1927(昭和2)年、静岡県御殿場市に阿部雲気流研究所を設立し富士山の雲の研究などを行った。8歳のとき、日本に初めて輸入された活動写真を見て以来、映画に傾倒したことから研究用の撮影機器だけでなく映写機をコレクションしていた。

 今回公開するのは、阿部が所持していた撮影や観測機器類、雲や山を記録撮影したフィルムや写真、観測記録や研究ノートといった歴史資料を中心に約10点。阿部自身が考案や自作した物も含まれる。その他、昭和初期の欧米製家庭用映写機や和製映写機、1920~30年代の、アグファ社、エルネマン=キノックス社などが制作した海外製映写機など、キネマ誕生期の貴重な名機を展示する。 

 開館時間は11時~18時(木曜・金曜は20時まで)。月曜休館。入館無料

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