日本橋の歴史、名所・旧跡、文化・偉人などをテーマとした郷土かるた「日本橋かるた」の英訳版が完成し、1月17日、有馬小学校(中央区日本橋蛎殻町2)で開催予定の「日本橋かるた大会」でお披露目される。主催は日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会。
東京五輪を控え海外からのお客さまに日本橋の魅力に触れてもらおうと制作
英訳版「日本橋かるた」は、2020年の東京五輪・パラリンピックを控え外国人旅行者らに日本文化に触れてもらおうと同委員会が制作。2009年に公募で選んだ47句の詠み句や解説書を英訳した。「From centuries past, The place where all road meet- Nihonbashi.」(いつの世も/道の起点は/日本橋) 「The first bonito of the year- The typical Edoite can’t help showing off. Getting the first of everything.」(初がつお初物好きで見えっ張り)など、日本語と英訳を詠み札の両面に印刷。「かるたを通じて日本橋の歴史や日本文化を楽しみながら学んでほしい」と同委員会・歴史文化推進部会会長の吉田誠男さん。「絵札に描かれた日本橋の名所を訪ねてもらえたら」とも。
同かるた大会は、日本橋地域の区立小学校(城東小・常磐小・日本橋小・有馬小・久松小・阪本小)に通う3~6年生が対象。優勝チームには、副賞として地元飲食店や企業が協賛した食事券や商品を用意。1チーム2~3人で申し込む。参加申し込みは同委員会(TEL 03-3241-7129)まで。
かるた大会開催時間は14時~17時。入場無料。