日本橋三井ホール(日本橋室町2-2-1、03-5200-3210)で1月29日、水辺を中心にしたまちづくりを考えるイベント「ミズベリング インスパイアフォーラム2015」が開催された。主催は「ミズベリングプロジェクト」事務局(港区赤坂5、03-6231-1545)。
同プロジェクトは、2011年に地域再生のための河川敷地利用が規制緩和されたことを受け、昨年3月に発足。これまで、全国各地で運河ツーリングや水辺マーケット、川テラス、水上交通実験など様々な取り組みを行ってきた。
水辺活用のノウハウ共有やアイデアの創出を目的とした同フォーラム、講演やトークセッションが行われた。セッションには、ポートランドから、都市計画に携わる建築家や行政担当者、地域自治組織の代表らを招き、「全米一住みたいまち」の先進的取り組みについて紹介し、ディスカッションした。「川辺をもっと魅力的で創造的な場所にしていきたい」と同プロジェクト・プロデューサーの山名清隆さん。「川が文化の発信拠点になれば」とも。
会場には、贅沢なキャンピング空間「グランピング(グラマラス+キャンピング)」が再現され、新しい水辺の楽しみ方が提案された