日本橋で1月28日、「バシビト」ウイークが始まった。企画は日本橋三越本店。
「バシビト」とは日本橋に住む人・遊ぶ人・働く人の「日本橋人(にほんばしびと)」の略称。同店は昨年4月に創刊した無料情報誌「ニホンバシーモ」で、日本橋の歴史と文化と、現在の「ひと、もの、こと」を発信してきた。同誌では日本橋に関わる全ての「バシビト」にとって日本橋が「働いて、遊んで、学んで、楽しむ場所」となるよう、引き続き情報の発信を続けていくという。
期間中、同誌特別号で「バシビト」の活動を紹介するほか、同社社員や近隣で働く「バシビト」約50人がピックアップしたおすすめ情報カード約150枚を制作。風景や老舗、飲食店などジャンルにこだわらず、日本橋の見どころや他では手に入らない手土産品、ご当地グルメなど日本橋の魅力を案内する。情報カードは同店新館入り口と本館室町口の案内マップ横で配布し、同店館内も含めた日本橋ならではのおすすめスポットを巡る街歩きを提案する。
同店本館6階の美術フロアでは、日本画家の平山郁夫や有田焼の十四代酒井田柿右衛門などトップクラスの作家が展覧会を開いた歴史あるフロアを案内するギャラリーツアーを開催(2月6日18時~、参加無料・予約不要)。三越カルチャーサロンでは日本橋街大學として「日本橋で学ぶ江戸の日本酒と肴」クラスや「熈代勝覧と絵で見る江戸の商人」クラス(共に有料、要予約)など学びの場も提供する。
2月10日まで。