TOHOシネマズ日本橋(中央区日本橋室町2)で3月19日、「東京アニメアワードフェスティバル2015」が始まった。
同イベントは、アニメーション振興を目的として2014年3月に新設された国際アニメーション映画祭。今年は昨年の約2倍となる1227作品の応募があり、過去1年間に公開された商業アニメーション作品や公募作品のコンペティションを行うほか、功労者を表彰し、受賞作や関連作品を上映する。
オープニングセレモニーでは、ノミネートされたアーティストがレッドカーペット上を歩いた。特別賞アニメドールの発表・授賞式も行われ、江戸の浮世絵師・葛飾北斎の娘・お栄や破天荒な浮世絵師たちの暮らしを描いた「百日紅(さるすべり)」(杉浦日向子原作)が同賞を受けた。「喜怒哀楽の表現は現代に通じるものがある。江戸の街や四季の移ろいなども楽しんでほしい」と監督の原恵一さん。「原作の世界観や魅力を知っていただくきっかけになれば」とも。
今月23日まで。