コミュニケーションロボット「地平(ちひら)アイこ」さんが、日本橋三越本店(中央区日本橋1)の受付嬢としてデビューした。
「地平アイこ」さんは、人間型コミュニケーションアンドロイド。大阪大学の石黒浩教授や芝浦工業大学、湘南工科大学の協力を得て東芝が開発し、2014年10月に「シーテック ジャパン」でデビューした。地平は地球と平和を意味し、アイこはアイデアとコミュニケーションの合成語だという。
同店本館7階「はじまりのカフェ」で4月22日から開かれるイベント「未来を遊ぶ with Toshiba」のプロモーションの一環で、三越のオリジナル浴衣に身を包んだアイこさんが4月20日21日の2日間、本館1階の入り口で来客をご案内する。
お披露目となった20日には早朝から30社を超える報道陣が集まり、社員用のネームプレートを付けたアイこさんに一斉にカメラを向けていた。見習い初日のアイこさんは、プロ歌手とのデュエットや先輩受付嬢から自然な笑顔の指導を受けるなどして会場を沸かせていた。
イベント期間中はアンドロイド看板娘として登場。「地平アイこ・オンステージ」と題して5月1日から5日まで13時と16時に15分間のステージを務め、得意の手話や歌などを披露する。
イベント開催時間は10時~19時(最終日は18時まで)。入場無料