人形町のカフェ「ニホンバシ カフェスト」(中央区日本橋人形町1)で7月21日、「ちびまる子ちゃんラッピング電車」共同発表会が行われた。主催は「ちびまる子ちゃんランド」を運営するドリームプラザと静岡鉄道、静岡市。
開業15周年の「ちびまる子ちゃんランド」を運営するドリームプラザの大井一郎社長
作者のさくらももこさんが清水市(現静岡市清水区)で暮らした子ども時代を描いた同アニメは、1990年の放映開始から今年1月で25周年を迎え、同ランド開業15周年ということもあり官民連携の共同企画として、7月27日から1年間、静岡鉄道にラッピング電車を走らせることとなった。車両は2両編成で、新静岡駅と新清水駅間を1日13往復する。
新幹線の通過駅という意識が強かったが同市だが、2020年のオリンピックに向けてインバウンド需要が高まりを見せる中、これまで世界50カ国以上で放映され多くのファンを持つ同キャラクターの力を借りて国内外の観光客の動員を図るという。
会場には報道関係者の他に、ブロガー15人が駆け付け、ちびまる子ちゃんと記念写真を撮るなどしていた。ブロガー仲間からの連絡で横浜市から駆け付けたというDJ.MIYAさんは「まさに『ちびまる子ちゃん』と一緒に育ってきた世代、『おどるポンポコリン』を聞くと自然に体が動く」と語り「静岡にも遊びに行きたい」と笑顔を見せていた。
10月には「ファン トリップ」として東京発着の日帰りバスツアーも予定している。