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東京駅日本橋口に日本一の超高層ビル 「あべのハルカス」超え390メートル

段階的に4棟のビルを建設。完成すると「あべのハルカス」を抑え日本一高いビルになる

段階的に4棟のビルを建設。完成すると「あべのハルカス」を抑え日本一高いビルになる

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 三菱地所(千代田区大手町1)が8月31日、東京駅日本橋口前で進めている「常盤橋再開発プロジェクト」の概要を公表した。

常盤橋公園から見た再開発エリアと東京駅日本橋口

 「大手町連鎖型再開発プロジェクト」第4次事業として計画されたもので、敷地面積3.1ヘクタール総延べ床面積約68万平方メートルと同駅エリアでは最大の規模となる。既存の下水ポンプ場や東京電力の変電所といった重要インフラ機能を維持しながら約12年をかけて大規模複合施設を整備し、段階的に4棟のビルを建設する。

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 このうちの1棟は地上61階・地下5階建ての超高層ビルで高さは約390メートル。竣工は2027年を予定しており、完成すると「あべのハルカス」(大阪市、300メートル)を抑え日本一高いビルになるという。

 同プロジェクトでは都が推進する東京国際金融センター構想に合わせて、大手町や兜町の金融機関やビジネス拠点を集約するほかビル上層部には国際観光施設を設置、地下街も拡充して国際的な集客力を高めることを目指す。さらに日銀本店前の常盤橋公園の拡大・再整備計画も盛り込まれており、緑豊かな街づくりと並行して災害時のエネルギー供給や帰宅困難者支援機能も整備する。

 常盤橋門はかつて、奥州道へと通じる江戸城の外郭門として、田安門(上州道)や半蔵門(甲州道)などと共に江戸城と街道を結ぶ「江戸五口」に数えられ、将軍家や水戸徳川家も利用する重要な門だった。現在は東京駅から日本橋へ抜ける近道として、近隣で働くサラリーマンやOLが朝夕利用している程度で日中の人通りは決して多いとはいえない。

 毎日通勤で常盤橋を利用するという会社員は「今は人通りの少ないエアポケットのような場所だが日本一のビルやこれだけの施設ができれば人の流れが大きく変わる。オリンピックの先の話であまりピンとこないが、東京駅から日本橋にかけてますます便利になって完成が待ち遠しい」と話していた。

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