人形町で11月11日・12日、居酒屋やバーのはしご酒イベント「立ち呑(の)みの日ウイーク」が開催される。主催はジャイロプランニング(葛飾区東四つ木2、TEL 03-5698-8277)。
11月11日の「立ち呑みの日」は、「1111」を人が集まって立ち飲みをしている様子に見立てたもの。同イベントは、記念日として認定された2010年に京成立石の居酒屋やバー6店舗で始まった。6回目となる今回は人形町をはじめ、新橋、中目黒など6エリア107店舗で展開する。期間は11日~17日の7日間でエリアごとの開催日を2日ずつに分け、全ての街を「はしご」できるようにもした。
今回も「新橋」と「人形町」というカラーの違った街が同時にスタートエリアとなる。「人形町は江戸の庶民文化が色濃く残る歴史ある街だが、最近では若者向けのバルなど続々オープンし老舗と新感覚の店舗が混在する注目のエリア。サラリーマンの町、新橋と同一日にする事により、違った客層の行き来がなされ相乗効果ができるのでは」と主催の南さん。「通勤先と自宅周辺だけでなく、日頃行かない町を訪れ、飲食を通じて、町並みや土地の文化、酒場のリアルコミュニケーションに触れてほしい」とも。
昨年に引き続き覆面をかぶった動物たちによるプロレス団体「MAPW(マスクドアニマルプロレスリング)」から、極悪レスラーのパンク・ザ・パンダ選手が「立ち呑みの日」PR大使として参戦。期間中参加店に出没し、一緒に乾杯した人に「MAPW」の特別シールを配布する。
人形町では、スペインバル「HACHI」」(日本橋小舟町)、鉄道居酒屋「キハ」(日本橋堀留町1)、串揚げ「食彩酒房 蕾」(日本橋人形町3)、など、14店舗が参加。全店がドリンクとおつまみの限定セットメニューを提供する。
チケット制で、3枚セットの全エリア・店舗共通券は、前売り=2,300円、当日券=2,500円。参加各店とチケット専門店「ちけっとぽーと」東京店など6店舗は11月17日まで、イープラスは同15日18時まで販売する。