JR東京駅丸の内南口の商業施設「KITTE(キッテ)」(千代田区丸の内2)で「ふみの日イベント2016 in KITTE」が開催された。
真っ赤な「ぽすくまポスト」に応援の言葉と一緒に投函する武田さん
毎月23日を「ふみの日」として手紙によるコミュニケーションの楽しさをアピールする日本郵便が、文月ふみの日の7月23日に企画した同イベント。1階アトリウム特設ステージで行われたオープニングアクトでは、元サッカー日本代表でサッカー解説者の武田修宏さんが応援に駆け付けた。
手紙にまつわるエピソードが多くあるという武田さん。中でも、直接電話をするのが恥ずかしという理由でいつも応援、激励時に叱責の手紙・はがきを送ってくれるという母親からの手紙の思い出について話した。イベント終盤では、間もなく開幕するリオオリンピックに出場するサッカー男子日本代表の監督で、また同級生でもある手倉森誠さんへの応援の手紙を披露。 国語が苦手なので苦労して書いたという手紙には、アマチュア時代、高校サッカー、日本リーグ、そしてプロリーグを共に闘った仲間への尊敬の思いを込めた。
「昔は自分が書くよりも、ファンレター・ラブレターをたくさんもらった」と笑顔を見せる武田さん。「スポーツ選手にとって『手紙』は励みになる。試合の現地にも持っていけるので、ぜひ自分の字で思いを届ける『手紙』でメッセージを送ってほしい」と呼び掛けた。