地図を片手に日本橋発祥の史跡を巡る街歩きツアー「日本橋初めて物語」が9月13日に行われた。主催はテーマ旅行を企画するクラブツーリズム。
現地集合、現地解散型の街歩きツアーを企画する同社が、日本橋経済新聞の協力で企画した同ツアー。同新聞の仁藤正平編集長がシリーズでツアー企画を立案し、街歩きの講師も務めた。
参加者は東日本橋駅に集合し、和蘭(オランダ)医学の順天堂や講談の発祥の碑がある薬研掘不動院や馬喰町の問屋街を散策。昼食は「わたす日本橋」で南三陸町の海の幸を楽しんだ。江戸初期から続く和紙問屋「小津和紙」が運営する和紙博物館や、1590年創業で現存する唯一の浮世絵版元の老舗「伊場仙」、郵便発祥の日本橋郵便局など、地図を片手に「日本橋の初めて」の地を巡った。
70代の男性参加者は「歩く距離もちょうど良く、良い運動になった。かつて日本橋蛎殻町に住んでいたが、日本橋はエピソードが豊富で地元出身でも初耳の話が多く楽しめた」と話していた。「参加者の評判もよく、予約も順調でリピーターも確保できそうなので、『日本橋路地歩き』や『七福神めぐり』など、いろいろ企画していきたい」とクラブツーリズム、スポーツ旅行センターの増渕俊貴さん。
次回は今月24日を予定する。開催時間は10時~14時30分。参加費は6,980円。