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東京駅~日本橋地区で「発見!てくてくきっぷ旅」 レプリカ切符求めて街巡り

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 東京駅から八重洲、京橋、日本橋各地を散策する街歩きイベント「発見!てくてくきっぷ旅」が10月8日、始まった。主催は東京ステーションシティ運営協議会、大丸東京店、日本橋高島屋、日本橋三越本店、三井不動産、八重洲地下街など9団体で組織する同実行委員会。

抽選会では日本橋の老舗商品の詰め合わせが当たる

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 散策ルート上にある配布ポイントでもらえる「記念レプリカ切符(硬券)」を集めながら散策マップを片手に、風情ある街並みや伝統文化を楽しむ同イベント。3回目となる今回は参加企業・団体も9社に増え、10万人の参加者を見込む。9枚の硬券を全て集めた参加者には全員に「オリジナル切符記念台紙」が贈られる。期間中の土曜・日曜・祝日にはオリジナル改札鋏(かいさつきょう)や、「にんべん」「榮太郎總本舗」など日本橋の老舗の商品を詰め合わせた「東京名産セレクション」が当たる抽選会を行う。

 各配布ポイントでは日時限定で9人の元駅員による入鋏(にゅうきょう)実演イベントも実施する。「40~50年ぶりに入鋏する。硬券が懐かしいのか、今回のお客さまはお子さま連れと60代以降のオールドファンが多い」と八重洲地下で入鋏する元駅員の森田知廣さん(77)。「旧国鉄の自動改札化は1970(昭和45)年の武蔵野線が始まり。最初は切符の詰まりが多く苦労した。それ以降、徐々に切符切りの仕事は減っていった」と振り返る。次回の入鋏実演は11月3日11時~16時。

 散策マップ、硬券の配布は11月3日まで(台紙、硬券ともに無くなり次第配布終了)。

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