日本橋の無料巡回バス「メトロリンク日本橋」に「新バスナビシステム」が導入された。
2004年3月に運行を始めた「メトロリンク日本橋」。東京駅八重洲口~日本橋~京橋地区を結び、百貨店やアンテナショップへの買い物客やエリア内就業者など利用者は年間約80万人に上る。昨年10月には新たに八重洲口から浜町・人形町・兜町エリアを結ぶ「Eライン」も加わり、日本橋の手軽な市民の足として愛されてきた。
今回、利用者の利便性を高める「新バスナビシステム」を導入。これまで渋滞などでバス到着の時間が読めず不便なことも多かったが、GPSで運行中のバスの現在地を特定し、待ち時間を知らせることでさらに利用しやすくなるという。
PC、スマートフォンのブラウザーで利用可能で、乗降場をクリック(タップ)すると、2台目までのバスの到着時間や乗降場付近の企業、商業施設情報、現在地から乗降場までの道順などが表示される。専用アプリも用意し、App StoreとGoogle Playから「無料巡回バス」で検索するとダウンロードできる。
「便利なアプリを活用し、無料巡回バスをもっと活用してほしい」と運営を受託する日の丸自動車の井本匡洋さん。「今後は商業施設のサイネージや案内所のiPadなど、いろいろな場所で利用できるようにしたい」と話す。
運行時間は8時~18時。乗車無料