日本橋富沢町の綿商会館(日本橋富沢町8)で4月30日、あらゆる分野の「フェチ」マニアの祭典「フェチフェス10」が開催される。主催はフェチフェスフロンティア。
2013年1月の第1回から続く同イベント。「世界に誇る」ジャパニーズ「フェチ」を共通テーマに、 アーティスト・コスプレイヤー・アートディレクターや専門出版社・映像制作会社などジャンルの境界線を越えたボーダーレスな即売会とパフォーマンスイベントが行われる。第8回から同会館を全館貸し切り実施している。
今回は、4フロアに「つるぺた研究所」「信長書店」「コスプレ一本勝負」「口枷屋モイラ」など、さまざまなフェチジャンルの個人や同好会、企業など約100団体が参加。フェチマニア1000人の動員を見込む。かつては古着の街として「古着屋」が軒を連ねた同エリア。この日だけは図らずも、古着やぼろを身にまとったゾンビやコスプレイヤーが館内に列を成す。
5階の特設ステージでは華道師範、カメラマン、グラフィックデザイナーなどのクリエーターが集ったノイズ・エレクトロニカ・バンド「MAMMOTH(マンモス)」によるパフォーマンスや、奇想漫画家駕籠真太郎さんや三代目葵マリーさん、安達かおるさん、ルキノさんなどのパネリストをそろえた「10回記念トークショー」(無料)などを予定。
ほかに「ショルダーバッグが女性の胸にスラッシュのように斜めにストラップが走る」ということから命名され萌え要素の一つとして認知されるようになった「パイスラ」を競う「パイスラ選手権」(有料2,000円)なども予定する。
開催時間は12時~18時。参加料は、前売り=2,800円、当日=3,000円。18歳未満は入場禁止。