日本橋三井ホール(日本橋室町2)で4月29日、「東京キモノショー 2017 ひらめきと きらめきの 和のセッション」が始まった。
池坊555周年記念映画「花戦さ」主演、野村萬斎さんの衣装も展示
華道、茶道、能、書道、和紙、着物など和の伝統文化と芸能のコラボ企画を展開する同イベント。
会場にはカジュアルからフォーマル、婚礼衣装、古典からモダンまであらゆるジャンルの着物をコーディネートしたマネキン人形200体を並べた「キモノスタイル200」展示をメインイベントに、狂言師・野村萬斎さん主演の池坊555周年記念映画「花戦さ」公開に先駆け衣装展示を行うほか、池坊若手華道家と花を生ける「IKENOBOYS」生け花パフォーマンス、喜多流シテ方の塩津圭介さんが手掛ける「若者能」などを行う。
敷居が高くなりがちな古典能をツイッターで同時解説するなどの活動で注目を集める「若者能」では、今回初の試みとして特殊なゴーグルとスマートフォンを使って、能舞台を体感できる「VR能体験」を行う。
ドームシアター型茶室「星霜軒(せいそうけん)」では、日替わりでテーマや趣向を変えた「ひかりの茶会」を販売する。営業時間は11時~17時。料金は1,000円(茶室入場・茶菓含む)。
世界最速でミシュラン一つ星を獲得したというフレンチ「TIRPSE(ティルプス)」(港区白金台5)がプロデュースする限定カフェでは、新感覚の和洋折衷スイーツ「富士山カヌレ」(5個入り1,800円)を販売する。
開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。入場料は、一般=1,000円、高校生以下無料。5月7日まで。