日本橋大伝馬町のアートスペース「CreativHub131」(中央区日本橋大伝馬町13)で7月16日、開業6周年記念イベントが行われた。
フードコーディネーターや染色、パフォーマンスなど多ジャンルのアーティストが集う
地上7階、地下1階建てのビル全体がアートの発信拠点となる同スペース。築56年のビルをリノベーションして2011年にオープンした。名称は準備期間中に起こった3月11日の東日本大震災を経て、「日本橋大伝馬町13-1」という場所から新たに始動する決意を込めて付けたという。
2000年初頭、同エリアではさまざまなジャンルのクリエーターが集い、東京の中心部であった日本橋を、デザイン、アート、建築の観点から「再発見=創造」する「CET(セントラル イースト トーキョー)」と呼ばれる活動があった。その「CET」の志を継いで現代アーティスト、新野圭二郎さんが同スペースのエグゼクティブ・ディレクターを務め、10組のクリエーターや企業が入居して活動を行っている。
6周年に合わせ館内はリニューアルを行い、テナントの一つ「社員食堂Lab.」では栄養士の高橋佳代子さんが、大人の日常の栄養を考える「おとな食堂」で野菜料理やスパイスの効いたジャガイモカレーを用意。ドリンク類は林美貴さんの「mikibar」で長野の銘酒「神渡」やRinaさんが薬膳茶としそジュースを提供した。
隣接する現代アートギャラリーNICAでは、キーボード奏者「pluie」のiseki marikoさんとアレンさんによる鍵盤演奏&ジャズセッションや、ダンサーの佐々木サクラさんによるサルサのレッスン、DJ斧田裕太さんによるDJライブが行われた。
「日本橋には自分のような新参者を優しく受け入れてくれる懐の深さがある。日本橋が持つ歴史・文化資源や街を守ってきた方々と、クリエーティブ力あふれるアーティストの皆さんをつなげることで新たな価値を創造していきたい」と新野さん。「今回も多くの方に参加していただいた。131は縁をつなげる場。より多くの人に気軽に来てほしい」と呼び掛ける。