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日本橋で江戸芸術文化祭 各国留学生らが老舗巡り・江戸料理楽しむ

1590年創業の老舗「伊場仙」で「マイ団扇づくり」に挑戦

1590年創業の老舗「伊場仙」で「マイ団扇づくり」に挑戦

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 日本橋各所で10月21・22日、江戸の文化を国内外に発信する「Edo Fes-江戸芸術文化祭」が行われた。主催は日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会。

人生初の大根おろし

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  訪日外国人や障害者などの日本橋観光を支援するボランティアを育成する「日本橋アンバサダー育成プロジェクト」の一環で、内閣官房指導の「beyond2020」認証事業として行われた同イベント。当初21日に予定していた「日本橋街歩き」は台風の影響で中止となったが、さまざまな日本文化が体験できるワークショップを用意。オランダやアメリカ、イギリス、マレーシアなど国内外から応募した留学生など、延べ約50人が参加した。

 1590年創業の「伊場仙」では、14代当主吉田誠男さんの指導でオリジナルの「マイ団扇づくり」に挑戦。和紙の老舗「小津和紙」での「紙すき体験」や日本橋発祥の江戸切子を製造販売する硝子工房「華硝」での「江戸切子づくり」など日本橋に伝わる日本の職人文化を体感した。

 ソーシャルキッチンスペース「社員食堂」(日本橋大伝馬町)では、料理研究家の高橋佳代子さんによる「江戸料理教室」を実施。大根1本を素材に、輪切り半月切り、拍子切り、千切りなどの多様な切り方を体験。「生食」「焼き」「煮物」「炒め」「漬ける」などの調理法で「大根尽くし」の料理を楽しんだ。マレーシアから参加したという女学生は「一つの素材からこれだけの料理ができるとは不思議。江戸の庶民の知恵の素晴らしさが体感できた」と笑顔を見せていた。

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