人形町商店街協同組合青年部「三水会」(中央区日本橋人形町1 TEL03-3666-9064)が2月7日、会員募集を始めた。
人形町の30~40代の経営者や商店主の息子世代が中心となって運営する同会。現在72人で構成し、昭和49年の創立以来、10月の「てんてん祭」や「人形町ハロウイン」など、イベントの開催をはじめ、商店街と地域の活性化に取り組んできた。
今回の募集は、人形町および人形町近接街の勤務者または在住者で49歳以下の男性が対象。会員1人の推薦が必要だが、会員に知人がなくても会合やイベントにお試し参加することで入会可能となる。 年会費は12,000円で6カ月ごと納める。
江戸時代から続く老舗が多く、東京の代表的な下町として知られる人形町。最近はドラマ「新参者」の完結編、「祈りの幕が下りるとき」の封切りで来街者も増えているという。
同会メンバーの渥美雄一郎さんは「『三水会』は本来、老舗の若旦那衆の集まりで若手経営者の会だった。最近は街も様相が変わり新しい住民や若い方も増えてきたので、広く仲間になっていただき、さまざまな経験や知見を生かして一緒に街を盛り上げていきたい。人形町は『人が形をつくる町』。新参者、大歓迎なので気軽に参加してほしい」と話す。