東京駅を囲むタワービル4棟をライトアップする光の演出「Tokyo GranCandle 2010」が12月21日、始まった。八重洲口を中心に東京ステーションシティの開発を進めているJR東日本、三井不動産、鹿島八重洲開発と、丸の内エリアの開発を行う三菱地所が共同で開催。2007年に始まり、今年で4回目を迎える。
ライトアップされるのは、グラントウキョウサウスタワー(青色)、グラントウキョウノースタワー(青色)、丸の内ビルディング(緑色)、新丸の内ビルディング(緑色)の4棟。同駅を囲むタワービルの頂部を青色と緑色で演出し、東京の玄関口を照らす4本のキャンドルを演出。グラントウキョウサウス/ノースタワーでは、クリスマス期の今月23日~25日と、来年1月1日0時から15分間を特別日とし、頂部をゆっくりと7色に変化させる演出を行う。
「今年のカラーは青色と緑色。青色には地球、緑色には環境という意味が込められている」と話すのは、三菱地所街ブランド企画部副長の佐野正文さん。「東京都がオリンピックの招致活動を行っていた2008年は、4棟を赤・青・緑・黄色にライトアップし、黒に見立てた東京駅も含めて五輪カラーを演出」するなど、毎年趣向を凝らしているという。「毎年アンケートをとると、『頂部のライトアップがとてもきれいだった』というコメントが多数寄せられる」といい、今年も年末の同駅周辺を華やかに彩る。
点灯時間は、16時30分~24時(最終日は1月1日0時15分まで)。今月31日まで。