日本橋タカシマヤ(中央区日本橋2、TEL 03-3211-4111)1階で5月16日、画家・中原淳一にスポットを当てた期間限定ショップ「それいゆ」が開店した。
「乙女魂」のタイトルで4回目となる同企画。グッズ売り場には、ファッションデザイナーや編集者、イラストレーター、人形作家など多彩なプロフィールを持つ中原の作品が映える「ジャガードブローチ」(951円)や「がま口」(1,836円~)、スタイル画と同じワンピース、スカート、ブラウスを再現した「中原淳一復刻コレクション」(76,680円~・完全予約制)を展示販売する。
今回は、名作「パリの少女」をあしらった「トートバッグ」(7,344円)、「マグカップ」(1,728円)などのおしゃれ雑貨も販売する。同作品は1951(昭和26)年に初めてパリを訪れ、日本の読者に向けて街の様子を描き送った中原が後年、当時のパリでの暮らしを振り返って描いたもので、「美しい十代」という雑誌に連載した「思い出のスケッチブック」というシリーズの中の1枚。会場には多くの中原ファンが駆け付けて、思い思いに商品を手にしていた。
中原淳一・ぱたーん版スーパードルフイー「 女の子 ロリーナ~ブラウス集扉絵~」(12万4,200円)も100体限定で販売する。同人形は1955(昭和30)年に発刊された中原の「ブラウス集」の扉絵となった作品を、精巧なフィギア製作で定評のある京都のボークス・ドール企画室が約64センチメートルのスーパードルフィー(人形)にしたもので、今回は1人1体限定で全数抽選販売になるという。申し込みは19・20日10時30分~17時、1階売り場で受け付ける。
営業時間は10時30分~19時(最終日は17時30分まで)。入場無料。今月23日まで。