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東京駅発のウオーキング企画「東京ヤマソン」 山手線一周、参加費で途上国支援

参加者約950人が9時のスタートの号砲とともに5集団に分かれて出発

参加者約950人が9時のスタートの号砲とともに5集団に分かれて出発

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 東京駅丸の内駅舎近くの東京ビルTOKIA(千代田区丸の内2)で5月12日、参加費で途上国の子どもを支援するファンドレイジングイベント「東京ヤマソン2018」が開催された。主催は在日外国人などで構成する「インターナショナル・ボランティア・グループ(IVG)」。

スタートの瞬間。無事の完走を願って、スタッフとハイタッチ

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 今年で10回目となる同イベント。スタートとゴール地点は東京駅徒歩3分の同ビルで、参加者約950人が9時のスタートの号砲とともに5集団に分かれて出発。東京駅を起点にJR山手線全29駅の沿道を3~4人のグループで歩いて制覇した。

 タイムリミットは21時で、各チームは最短の道を探し出すナビゲーション能力も競う。全コース踏破の証拠として各駅前で参加者全員の集合写真を撮影。写真はインスタグラムで公開している。

 参加費は1チーム1万円で、全額を世界70カ国で活動する国際NGOプラン・インターナショナルのベトナムプロジェクトに寄付される。同団体事務局の大野さんは「東京ヤマソンは、家族や友人、同僚と一緒に山手線沿線を巡って東京を体で感じ取ることのできる絶好の機会。普段は電車で通過してしまう駅や、駅間の街並みなど、日常とは違う東京を楽しんでもらえたのでは」と話していた。

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