日本橋三越前のアンテナショップ「日本橋とやま館」(中央区日本橋室町1、TEL 03-6262-2723)で5月29日、「日本橋とやま館 開館2周年記念フェア~TOYAMA JAPAN 2018~」が始まった。
1日限定10食の「昔ながらのシロエビ出汁そうめん贅沢セット」
同施設は「上質な暮らしを、富山から。」をコンセプトに2016年6月、富山県の首都圏における総合的な情報発信拠点としてオープン。館内は富山の名産品など700点を販売するショップに加え、県産食材と伝統工芸の器を使用する和食レストラン「富山はま作」、17蔵元の地酒飲み比べができるバーラウンジ、観光情報提供やUターン・Iターン移住者の支援を行う観光交流サロンなどで構成される。
会期中、G8洞爺湖サミットの会場装花を手掛けた世界的フラワーデザイナー・花千代さんが薬の原料にもなるシャクヤクの花を使ったインスタレーションを行うほか、蛭谷(びるだん)和紙や組子細工等伝統工芸品を展示。「ます寿司(すし)づくり体験」や「昆布文化体験」「バタバタ茶体験」など富山の食文化を体験できるワークショップも展開する。
「富山はま作」では、漁が成り立つほど漁獲されるのは世界でも富山湾だけというシロエビ約70匹使った「シロエビ刺身丼」と港町・新湊で100年以上前から食べ継がれてきたソウルフード「シロエビ出汁(だし)そうめん」、殻ごと味わえる「シロエビの唐揚げ」をセットにした「昔ながらのシロエビ出汁そうめん贅沢(ぜいたく)セット」(1日限定10食2,480円)を用意。
6月1日~3日の開業記念イベント「日本橋とやま館大感謝祭」では、富山の伝統風習「朔日饅頭(ついたちまんじゅう)」を各日200人にプレゼントするほか、「飾りかまぼこ」や1万円分のギフト券などが当たる抽選会を実施。6日には入会無料のポイントカード「日本橋とやま館会員」を対象にした交流イベント「開館2周年記念SPECIAL THANKS DAY」やクリエーターズトーク2周年記念スペシャル、オリジナル手拭いの企画販売などさまざまな企画を予定する。
同館館長代理の荻浦明希子さんは「フェア期間中は現地でしか味わえない『シロエビ』など貴重な食材を揃えるなどして、富山の魅力を発信する企画を用意している。ぜひこの機会に、日本橋とやま館に来館してほしい」と呼びかける。
営業時間は10時30分~19時30分(トヤマバーは11時~21時。和食レストランは11時半~14時半、17時~22時半(日・祝は~21時))。