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日本橋で小学生職業体験イベント「キッズタウン」 老舗企業が協力、売り子や職人体験

あこがれのメイド姿で記念撮影

あこがれのメイド姿で記念撮影

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 日本橋で6月16日・17日、小学生向け職業体験イベント「日本橋キッズタウン~わくわく!ワーク体験~」が開催された。主催は一般社団法人日本橋室町エリアマネジメント

「にんべんだし場」では日本橋案内所の外国人スタッフが「かつお節けずり」を指導

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 日本橋の老舗企業や団体が協力し、参加者がさまざまな職業を体験する同イベント。子どもたちに日本橋の歴史や文化を知り、興味を持ってもらうことを目的に2015年から開催している。会場となった江戸桜通り地下と日本橋の参加各店では延べ600人を超える小学生が職業体験に挑戦した。

 プログラムは、中央警察署による白バイ征服体験や、三井住友銀行での窓口業務。百貨店・商業施設の店舗での接客や製造販売、アンテナショップでの観光PRなど2日間で合計32種類。1590年創業の老舗扇子店「伊場仙」では14代当主吉田誠夫さんが直接子どもたちに扇子絵付けを指導するなど、日本橋ならでは老舗体験プログラムが人気を呼んだ。

 日本橋高島屋や三越本店など老舗百貨店では、特注の子どもサイズの制服を着てエレベーターガール体験、日本橋が発祥とされる江戸切子を受け継ぐ老舗「江戸切子の店 華硝」ではグラスづくり体験、1857年創業の和菓子専門店「榮太樓總本鋪(えいたろうそうほんぽ)」では和菓子の製造販売体験などが行われた。

 室町時代から続く福徳神社では子どもたちが白装束の神主姿や巫女(みこ)の衣装をまとって神主体験に挑戦。1669年創業のかつお節専門店「にんべん」の店舗「だし場」では日本橋案内所の外国人スタッフによる「かつお節けずり体験」が行われた。

 中野から3人で来たという家族連れは「昨年に続いて2回目の参加。さまざまな職業が体験で来て子どもも楽しめたようだ。来年もぜひ参加したい」と話していた。

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