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八重洲で丸亀市・さぬき市コラボ企画 地産チキンとワインの異色マリアージュ

さぬきワインと丸亀骨付鳥で香川県の魅力をアピールする、さぬき市の大山茂樹市長と丸亀市の梶正治市長

さぬきワインと丸亀骨付鳥で香川県の魅力をアピールする、さぬき市の大山茂樹市長と丸亀市の梶正治市長

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 JR東京駅直結の商業施設「GranAge(グランアージュ)」(千代田区丸の内1)地下1階の「日本百貨店さかば」で12月15日、「丸亀市『骨付鳥』と、さぬき市の『さぬきワイン』のマリアージュフェア」キックオフイベントが行われた。主催は、丸亀市・さぬき市。

丸亀「骨付鳥」と3種類の「さぬきワイン」

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 香川県の特産品「骨付鳥」は50年前から続く丸亀市のご当地グルメ。にんにくたっぷりで、こってりとした味付けで、「外はパリパリ、中はジューシー」に仕上げた骨つきのモモ肉。「ビールが定番」のイメージだが、今回のマリアージュでは同じ香川県産のブドウだけで生産する「さぬきワイン」との「異色」の組み合わせを提案した。

 さぬき市の大山茂樹市長は「今回の結婚(マリアージュ)が、お互いを補い、伸ばし合うきっかけになれば。食を通じて香川県に興味を持っていただき、素晴らしい景色があり、ゆったりした時間が流れている香川県にいつか訪問してほしい」とあいさつ。

 丸亀市の梶正治市長が「食べ方のコツ」として「上品に食べるよりも、思う存分かぶりついて食べるとさらにおいしい」と紹介すると、来場者は片手にチキンを持って一斉にかぶりつき、さぬきワインとのマリアージュを楽しんだ。

 同イベントでは、厳選された3種類のさぬきワイン「瀬戸の月光」「瀬戸の百景」「R1(あーるいち)」が振る舞われた。中でも「R1」は、香川大学農学部が開発したワイン用のブドウ品種「香大農R-1」から造られた新参のさぬきワインで、参加者からの注目を集めた。アレクサンドリアと沖縄の野生種のブドウを掛け合わせた品種は、多品種よりもアントシアニンやポリフェノールを多く含むが、味に渋みは少なく、美しい色づきが特徴だという。

 会場では、骨付鳥と三種のワインのほか、平賀源内の生誕地も近い瀬戸内海で捕れる「源内かき」や讃岐うどんなど「日本百貨店さかば」のシェフが作る香川県の食材を使った料理の数々も提供された。

 さぬきワインの工場長である竹中剛(ごう)さんは、「丸亀の名物『骨付鳥』と、県産のさぬきワインの組み合わせが広まってくれるとうれしい。県内では、発売2日で生産量の半分が売り切れてしまう人気のワイン。今はまだ国内にほとんど出回らない希少なワインだが、今後は日本国内はもちろん世界でも、もっと知られるようになれば」と熱く話す。

 都内では、日本百貨店しょくひんかん(千代田区神田練塀町8)で「骨付鳥」と「さぬきワイン」のマリアージュイベントが開催される。12月25日まで。

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