京橋のコンセプトスペース「ハローチョコレートバイメイジ」がオープンして1カ月を迎えた。
「チョコレートをカルチャーに」を合言葉に開業した「ハローチョコレート」
食品メーカーの明治が運営する同スペース。「チョコレートをカルチャーに」を合言葉に11月19日に開業し、一般客を対象に「ツアー」(参加費500円)と「レッスン」(同3,000円~内容により異なる)を用意する。
「ツアー」は60分ほどのコースで、定員は1回10人。週に2~3日程度開催。VRを使ったカカオ農園ツアーや、映像や音響とともにチョコレートを味わう、新感覚のビジュアライズドテイスティングなど、カカオとチョコレートの基本が五感で楽しめる。
「レッスン」は90~120分のコースを用意し、同社の開発やマーケティングなどに携わる社員が講師となり、チョコレートについての専門的な知識をテーマ別に深く学ぶことができる。カカオからチョコレートができるまでの製造を実演、できたてのチョコレートの試食ができる「できたてチョコレート実演編」や、産地ごとのカカオ豆の個性に触れ、配合による味わいの変化などさまざまな角度から、タブレットチョコレートを食べ比べる「テイスティング編」、大人向けの飲み物「チョコレートドリンク」の作り方、アレンジの仕方を学ぶ「チョコレートドリンク編」などがある。
ほかにワインやチーズ、日本茶など、チョコレートの魅力をより引き出す組み合わせ(=マリアージュ)についてテーマに沿った専門家を講師に迎えて体系的に学ぶ「マリアージュ編」も用意。本格的にチョコレートの幅広さ・奥深さを楽しむ機会を提供する。
同社広報部の関根由梨さんは「おかげさまでオープン以来、満員御礼の状態が続いているが年明けには若干の余裕がある。まずは『ツアー』で気軽に体験していただき、『レッスン』で興味のある分野を探求しチョコレートの魅力に触れてみてほしい」と来場を呼び掛ける。
参加には事前に予約が必要。予約はホームページで受け付ける。