日本橋三越本店(日本橋室町1)7階で1月9日、写真家の岩合光昭さん初監督映画「ねことじいちゃん」の公開を記念した写真展が始まった。
NHKBSの番組「世界ネコ歩き」で知られる写真家岩合光昭さん初監督作品となる同映画。イラストレーターのねこまきさん原作の同名コミックを落語家の立川志の輔さん主演で実写映画化した。小さな島に住む70歳の「おじいさん」と飼い猫のタマの穏やかな暮らしと、1人と1匹をとりまく人々との温かな人間模様を描くヒューマンドラマ。ヒロインを柴咲コウさんが演じるほか、小林薫さん、田中裕子さん、柄本佑さんら実力派俳優がそろう。
映画公開日は猫の鳴き声「ニャンニャンニャン」にちなんで2月22日。映画公開に先立ち、岩合さん撮りおろしのスチールフォト160点を展示し、日本橋三越本店を皮切りに、順時全国で展開していくという。
会場となる同店新館7階の展示場には、初日から多くの猫好きが詰めかけた。人形町でネコと一緒に住んでいるという女性は「うちにも茶トラの2歳のオス猫がいる。『世界ネコ歩き』の番組で猫がテレビに映るといつも画面に反応している。猫好きとしては、この映画は外せない。封切りが楽しみ。」と笑顔を見せていた。
開館時間は10時~19時(最終日は17時30分まで、入館は閉館の30分前まで)。入場料は、大人・大学生=800円、中学・高校生=600円(小学生以下無料)。1月21日まで。