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日本橋で老舗旦那衆の連続トークショー 明治から続く会員制クラブが一般公開

日本橋倶楽部の公益事業の一環として一般来場者を対象に、毎月1回開催している「一般公開講演会」

日本橋倶楽部の公益事業の一環として一般来場者を対象に、毎月1回開催している「一般公開講演会」

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 コレド室町3、5階の「日本橋倶楽部」(中央区日本橋室町1)で1月25日、「一般公開講演会-日本橋老舗の旦那トークショー其の一」が開催される。

明治から続く会員制クラブ「日本橋倶楽部」

 1890(明治23)年設立の同倶楽部。急速に近代化が進んだ明治の東京で、経済の中心地だった日本橋の地元有志が親睦と地域経済・文化の発展を目的に、欧米に倣って設立した会員制社交クラブで、現在は日本橋の企業経営者に限らず、同地域に関わりのある経済人・文化人で構成し、総会員数は約700人を超える。

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 「一般公開講演会」は同倶楽部の公益事業の一環として、会員に加え一般来場者も対象に、毎月1回開催している。「日本橋老舗の旦那トークショー」は日本橋北詰商店会とのコラボ企画として「江戸・日本橋」をテーマに1月から隔月開催する。

 同企画では毎回、地元タウン誌「月刊日本橋」編集長で同倶楽部理事の堺美貴さんが司会を務め、日本橋の老舗の旦那衆に話を聞く。1月の登壇者は同倶楽部の前理事長で老舗和菓子店「榮太樓總本鋪」相談役の細田安兵衛さん。中央区の名誉区民でもある細田さんに162年に及ぶ同店の歴史や業界の話、「まちの長老」としての活動について聞く。

 1月以降は、3月22日に「山本海苔店」6代目当主山本徳治郎さん、5月21日に370年の歴史を持つ柏原紙商事社長で漆器店「黒江屋」12代目当主柏原孫左衛門さんを招く予定。

 「日本橋は江戸開闢(びゃく)以来、五街道の起点として全国から人と物と情報が交差してきた街。その地で連綿と紡いできた老舗の歴史を通して日本橋の街や人の魅力を紹介したい」と堺さん。「ご登壇いただく旦那衆には話好きの方、寡黙な方、いろいろいらっしゃるが、お話ししやすいように毎回対談形式で展開する。第1回の細田安兵衛さんには『大人の街、日本橋』の魅力と『街の粋』についてお聞きしたい。毎回、楽しくてためになる講演会にするので気軽に参加してほしい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は15時~16時30分。参加費は500円。申し込みは日本橋倶楽部(TEL 3270-6661)で受け付ける。