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「日本橋歴史アーカイブス」再開 街の歴史・文化を記録し情報発信拠点目指す

常盤小学校校友会が運営する「日本橋歴史アーカイブス」

常盤小学校校友会が運営する「日本橋歴史アーカイブス」

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で閉館していた常盤小学校新館1階の郷土資料館「日本橋歴史アーカイブス」(中央区日本橋本石町4)が8月1日、再開した。

街の歴史・文化の情報発信拠点を目指す

 常盤小学校校友会が運営する同施設。江戸文化の歴史資料と日本橋の町衆の心意気を後世に伝える施設として2016(平成28)年、同校卒業生と日本橋地域ルネサンス100年計画委員会メンバーが中心となり建設を計画。江戸東京博物館の竹内誠名誉館長監修の下、昨年11月にオープンした。

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 同校新館1階の一角を占める同施設約30平方メートルの室内は、江戸末期の古地図を現代の地図上に縮尺を合わせた「江戸之下町復元図」の拡大プリントを貼り付け、街の変化が視覚的に把握できるようにしている。同復元図はA4サイズの縮小版として来館者に無料配布している。

 アーカイブコーナーでは「榮太樓總本舗」4代目で相談役の細田安兵衛さんや「伊場仙」14代目当主の吉田誠男さんなど、同校卒業生11人が登場する日本橋旦那衆の動画「日本橋インタビューアーカイブス」を常時放映する。老舗に代々伝わる家訓や日本橋の歴史や文化も紹介する。

 このほか、明暦の大火で焼失した江戸城天守閣を再現した「江戸城CG動画」や、日本橋に関連した浮世絵や画像、古ハガキを集めた「画像アーカイブス」も展開する。

 同資料館のコンテンツ制作担当者で一般社団法人日本橋アーカイブス代表理事の新野圭二郎さんは「新型コロナウイルスの影響で長い間、閉館していたがやっと再開できた。日本橋の魅力をより多くの人に伝えるスポットとして、今後は週末にボランティアの案内役を常駐させることも検討している。街歩きのついでに気軽にのぞいて日本橋の歴史と文化に触れてみてほしい」と話す。

 開館時間は18時~20時30分(土曜・日曜=10時~20時30分)。入場無料。日曜・祝日休館(学校行事に準ずる)。

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