東京駅の八重洲地下街「ヤエチカ」が9月1日、「ヤエチカ プレミアム商品券」の販売を始めた。
飲食店、ファッション用品店、美容室、土産品店などバラエティー豊かな約180店で構成する同地下街。新型コロナウイルス感染症の影響で集客力が落ちている中、業績低迷で苦戦している各テナントを、プレミアム商品券発行で支援する。
商品券のプレミアム率は20%。1セット1万円(1000円券×12枚)で1万2,000円分の買い物が可能。参加店140店舗で利用できる。商品券には、八重洲の語源となった江戸幕府の砲術顧問「ヤン・ヨーステン」のイラストを入れたエコバックを付け、協力店35店では商品券利用者限定で独自の購入特典も用意する。
「5セットまとめ買いのお客さまが多く、発売開始3日間で約7割が売れた」と同地下街広報担当者の小澤知子さん。「20%のプレミアム付与に加えて、エコバッグプレゼントと約35店で提供しているショップ特典が売り上げ好調の要因では」とも。
発行部数は5000セット。1人5セットまで購入できる。販売時間は10時~19時で商品券の利用期間は12月31日まで。