JR東京駅八重洲口のグランルーフ2階に5月12日、「ウェルネスステーション東京2021」がオープンした。運営は一般社団法人日本パラスポーツ推進機構。
「健康」と「障がい」を共通テーマに、期間限定でパラスポーツに関する情報発信を展開する同スペース。施設内は、パラスポーツ体験、農福連携マルシェ、血管・脳年齢などの健康測定、演奏ステージの4コーナーで構成する。
農福連携マルシェでは全国の障がい者就労支援施設で生産された野菜や食品、加工品などを販売する。パラスポーツ体験コーナーでは、HONDA製のレース競技用車いす「KAKERU」の展示、JR東日本に勤務する代表選手の紹介やパラスポーツ21競技のルールブック展示を行う。
健康測定コーナーでは血管年齢や脳年齢が無料で自己測定できるヘルスチェック機器を用意。演奏ステージでは演奏会を定期開催するほか、希望者には有償(1時間=2万円)で貸し出しも行う。
「障がいのある人もない人も地域で共に心豊かに健康で暮らせるよう皆様の活動を応援していきたい」と同機構事務局長の直井直子さん。「会場は新型コロナ感染対策を採りながら、パラリンピックが終了する9月5日まで開いているので気軽に立ち寄ってほしい」と呼び掛ける。
営業時間は、平日・土曜=11時~21時、日曜・祝日=11時~20時。9月5日まで。