完走後のビールのために走るランニングイベント「ランビア部」が12月10日、クラフトブルーパブ兼醸造所「2杯目のビール。」（日本橋本町3）で開催された。
　イベントを主催したのは、同店スタッフの福田一幸さん。常連客やラン仲間、飲み友達と共に、走ることとビールを飲むことを愛好するコミュニティーを盛り上げたいと、各所でランニング後にビールを飲むイベントを開催している。「#美味しいビールを飲む為に走る（表記ママ）」というのハッシュタグ（検索目印）を付けて当日の様子や、ランニング中の風景、ラン後にビールを楽しむ姿を投稿し、新たな参加者をSNS等で呼びかける。

フードコート「COMMISSARY（カミサリー）」内の醸造所兼クラフトビール店「二杯目のビール。」　

　2回目となる今回の参加者は6人。当日は、雲一つない晴天の下、気温が19℃に上昇するなど季節外れの陽気に恵まれた。6人は10時、同店に集合し、浅草を目指してスタート。スカイツリー、雷門を経由して隅田川沿いを走った。途中、「塩パン屋 パン・メゾン」（墨田区吾妻橋2）で名物の塩パンを買って休憩したり、「小松屋」（台東区柳橋1）でつくだ煮を土産に買ったりするなど、寄り道を挟みながら無理のないペースで約7.5キロを完走した。12時ごろには店に戻り、互いをねぎらいながらビールで乾杯した。

　ラン仲間と共に初回に続いて参加した女性は「ラン後のビールは最高。ランニングは靴さえ用意すればいつでも始められるので気軽に参加してほしい」と話す。
　次回開催日は未定。福田さんは「隅田川にかかる橋のライトアップを眺めながらの夜のランもいいのでは」と計画を進めている。