「COREDO室町」今秋オープンへ-日本橋室町東地区開発プロジェクト第1弾

「室町東三井ビルディング」全景(イメージパース)

「室町東三井ビルディング」全景(イメージパース)

  • 0

  •  

 三井不動産(中央区日本橋室町2)は6月22日、「日本橋室町東地区開発」の第1号プロジェクトとなる「室町東三井ビルディング」の概要を発表した。

[広告]

 「残しながら、蘇らせながら、創っていく」をコンセプトとして、日本橋地区の活性化と新たな魅力を創造する活動「日本橋再生計画」を推進している同社。2004年に「COREDO(コレド)日本橋」を、2005年に「日本橋三井タワー」などの大型ビルを竣工させている。さらに日本橋室町東地区の5街区(合計敷地面積=約1万1,900平方メートル)における大規模再開発を計画し、2014年に全体竣工を予定している。

 地上22階建て、地下4階建てのオフィス・商業・多目的ホールから成る複合施設「室町東三井ビルディング」は、その皮切りとして、10月1日に開業する。地下1階~6階は「COREDO室町」として全27店舗の商業エリアと多目的ホール「日本橋三井ホール」を配し、10階~21階にオフィスが入る。

 COREDO室町は、「日本をにぎわす、日本橋」をコンセプトに10月28日にオープン予定。地下1階~4階には、「にんべん」「木屋」などの老舗や東京初出店となる金沢の箔専門店「箔座日本橋」、江戸時代の茶屋や菓子店をイメージしたカフェブラッスリー・パティスリー「エメ・ヴィメール」などの物販店が出店する。併せて、日本橋魚河岸にちなんだ江戸前ずし「鰤門(しもん)」や魚料理「日本橋紀ノ重(きのしげ)」、米が主役の和食「米祥」のほか、中華「四川飯店」の新業態店や行列のできるビストロとして知られる「BISTRO石川亭」などの飲食店もオープンする。

 5階・6階の「日本橋三井ホール」は10月30日のオープンを予定。コンベンションや展示会などのビジネスから、音楽ライブや演劇などのエンターテインメントまで利用可能な、日本橋地域最大級となる駅直結の大型多目的ホールとなる。最大席数は1,000席で、劇場型で650人を収容できる。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース