食べる

日本橋の利き酒イベントに日本酒蔵50超集結 家族向け関連企画も

アイドルタイム(14時~18時)を利用して日本橋の飲食店など50店舗が参加する

アイドルタイム(14時~18時)を利用して日本橋の飲食店など50店舗が参加する

  • 3

  •  

 日本酒の試飲イベント「日本橋日本酒利き歩き2025」が4月12日、日本橋エリアで開催される。主催は日本橋日本酒プロジェクト(中央区日本橋人形町2、TEL 03-3666-7662)。

酒蔵50蔵超が全国から集結

[広告]

 日本橋エリアの飲食店のアイドルタイム(14時~18時)を利用して、街歩きをしながら利き酒と料理を楽しむ同イベント。2014(平成26)年10月の開催以来、日本酒ファンの支持を得て、今回で9回目を迎える。

 今年も全国から50を超える酒蔵が参加。純米大吟醸、にごり酒、生酒など400種以上をそろえ、提供する日本酒の総額は1,000万円を超える。試飲場所は約50カ所で、日本橋・人形町・室町・堀留町エリアの飲食店や特設会場で提供する。参加蔵と出品酒リストは当日配布するハンドブックとホームページで公開する。

 参加者は受け付けでリストバンドとオリジナルおちょこを受け取り、利き歩きマップを片手に気になる店を訪問し、各店で利き酒を楽しむのが基本スタイル。参加店には酒蔵が割り振られており、自由に飲み歩きが楽しめる。今年は「振る舞い酒コーナー」を拡充し、ギャラリーやカフェ、ベーカリーといった一見日本酒と無縁に見える店にも振る舞い酒スポットを設置する。

 参加各店ではイベントに向けて開発した特別メニューの販売も行う。普段は敷居の高い名店や、気になっていた店に気軽に立ち寄れるのも魅力の一つで公式ブログでは、出品酒やフードの一覧も公開している。

 関連企画として、昨年に引き続き堀留公園では「堀留公園マルシェ2」を開催。5月から日本橋に舞台が移るNHK大河ドラマ「べらぼう」の関連した企画が行われる「蔦重通油町ギャラリー」(大伝馬町)や「27GALLERY TOKYO」(室町1)では、日本酒とともに江戸文化が楽しめる展示も用意する。

 甘酒横丁の老舗和菓子店「彦九郎」(人形町2)では先着300人に甘酒を無料で振る舞う。室町のだしの老舗「にんべん」(室町1)、「八木長」(同)では、だしの無料配布を行う。文明堂 日本橋本店(同)では、オリジナルキャラクター「利き歩きうさぎ」の焼き印を押した限定「三笠山(どら焼き)」を数量限定で販売する。セレクトショップ「ROJI日本橋」(日本橋1)では、オンラインショップへの新規会員登録&メルマガ登録で、「缶つまガチャ」を1回無料にする。

 主催者の一人で佐々木酒店4代目店主の佐々木邦秀さんは「本イベントを通じて新たなお気に入りの飲食店や日本酒と出合い、日本橋エリアの魅力を再発見するきっかけになれば。ご家族やご友人とともに、日本酒と街歩きを存分にお楽しみいただきたい」と話す。「仕込み水を各所に大量に用意している。イベントは安全第一、ルールやマナーを守って水分を十分に補給して泥酔を避けながら、日本酒と日本橋を『粋』に楽しんでほしい」とも。

 当日受け付けは、佐々木酒店(日本橋人形町2、TEL 03-3666-7662)、ダリア(日本橋大伝馬町2、TEL 03-3663-3021)、「+NARU NIHONBASHI」(日本橋本町1、TEL 050-1807-5112)の3カ所で行う。

 開催時間は14時~18時。チケットは、前売り=4,000円、当日=4,500円。前売りチケットはeプラスで販売する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース