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浜町のアメコミ専門店「BLISTER comics」が1周年-常時4,000タイトル販売

所狭しとアメコミが並ぶ店内

所狭しとアメコミが並ぶ店内

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 浜町公園近くのアメリカンコミック(アメコミ)専門店「BLISTER comics」(中央区日本橋浜町2、TEL 03-5643-3446)が3月3日、オープンから1周年を迎えた。運営はウェッジホールディングス(日本橋本町1)。

一番人気は圧倒的に「バットマン」

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 キャラクタートイの専門店として2002年から渋谷・原宿地区で営業してきた同店。昨年、運営会社の本社移転に併せて日本橋地区へ移転。同時に、キャラクタートイ市場が通販にシフトする流れを踏まえ、実店舗での購入ニーズが高いアメコミ専門店としてリニューアルした。約9坪の店舗に、常時4,000タイトルのコミックを取り扱う。

 「新刊のアメコミを店頭販売しているのは全国でも数えるほど」と開業以来運営に携わる同社エンジン事業部の大橋徹二さん。アメリカで水曜に発売された新刊は、ネット通販では検収や配送の都合で早くて翌週日本に届くのが一般的だが、同店では発売直後の金曜または土曜に店頭で売り出す。品ぞろえのスピードや予約販売への対応など、通販にはない実店舗の強みを生かした顧客サービスが「すぐにでも読みたい方や、実際に中身を確認してから買いたいという方に重宝されている」とも。

 一番の売れ筋は「バットマン」シリーズ。その他「スパイダーマン」などの定番ものも根強い人気だが、最近は「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」「グリーンランタン」などの劇場公開直前・直後の作品がよく売れるという。価格は、「リーフ」と呼ばれる新刊が400円~700円程度、「TPB(Trade Paperback)」と呼ばれる単行本が1,800円程度。主な来店客は20代後半~40代の愛好者が中心。客単価は3,000円。

 「来年は、バットマンやスパイダーマンの続編、スター・ウォーズ3D版など大作の公開が続々と予定されており、アメリカンヒーロー系の盛り上がりは間違いない」と大橋さん。「流行に左右されやすい商材だからこそ店舗ならではのサービスに磨きをかけ、日本一のアメコミ専門店を目指していきたい」とも。

 5月7日・8日には、アメコミファンの維持・拡大策の一環として、人気コミックを無料で配布する「フリーコミックブックデイ」を開く。

 営業時間は、水曜~金曜=17時~20時、土曜=11時~18時。月曜・火曜・日曜・祝日定休。

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