「第13回日本橋かるた大会」が1月17日、城東小学校(中央区八重洲2)で開催された。主催は日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会歴史・文化推進部会。
「日本橋かるた」は同委員会が2010(平成22)年に製作した郷土かるた。日本橋の歴史や文化にちなんだ47枚の詠み札は2009(平成21)年に一般公募で集まった4000点以上の中から選んだ句を採用。絵札は浮世絵師の6代目歌川国政さんがデザインを手がけた。
「日本橋かるた」を使った同大会は、旧日本橋区内の、日本橋、久松、有馬、常盤、阪本、城東の6小学校3~6年生がチームを組んで学校対抗で行う。2012(平成24)年に日本橋架橋100周年記念の関連イベントとして初開催し、コロナ禍による休止を経て今年で13回目となる。今年は各校を代表する32チームが参加し、日ごろの練習の成果を競った。
開会式では、中央区長の山本泰人さんが「中央区は今年80周年を迎えるが、古きを温ねて未来に進んでいく起点としたい。参加者の皆さんも日本橋かるたを通して日本橋の歴史を楽しみながら学び、大人になったら世界に発信していってほしい」とあいさつした。
試合は8ブロックの予選リーグを勝ち抜いた16チームによるトーナメント戦で進行。決勝は有馬小学校の6年生チーム「F・Y・M」と日本橋小学校6年生チーム「トリプルフェニックス」の対決となり、「F・Y・M」が13度目となる優勝を果たした。表彰式では、賞状と地元企業提供の賞品が参加者に手渡された。
優勝チームメンバーの父親の一人は「昨年は5年生チームで参加したが、残念ながらベスト16で敗退した。今年は揃いのユニホームまで作ってチーム全員で1年間特訓を重ね、なんとかリベンジすることができた」と話す。
実行委員会副委員長で同かるた発案者の水戸部孝子さんは「毎回子どもたちが一生懸命挑んでいる姿を見るのが何よりの楽しみ」と笑顔を見せる。