JR小伝馬町駅前に3月16日、カレー専門店「麹町カリー(カ=口へんに加、リー=口へんに厘)」(中央区日本橋小伝馬町2、TEL 03-3660-5255)がオープンした。経営は全国でフォトサービスショップを展開するプラザクリエイト(千代田区)。
店舗面積は12.5坪で、席数は18席。同店は昨年3月に麹町駅前にオープンしたワンコインカレー店の多店舗展開2店目。「フォトサービスショップを全国で展開するための商圏調査やチェーン店展開ノウハウが当社の強み。空き店舗の有効活用も図れる」と同社広報の井出譲二さん。同社は2月に渋谷店をオープンし、3月にフードサービス事業に特化した子会社を設立した。
メインとなるのは、家庭的な日本のカレーをイメージした「スタンダードカレー(ポーク)」(390円)と洋食店のカレーをイメージした「麹町カレー(ビーフ)」(490円)。「特に人気」のメニューは「ハーフ&ハーフ」(450円)。だ円形の皿の中央に2種類のルーを仕切るようにライスを盛りつけ、その左右にポークとビーフの2種類のカレーをよそう。「気軽な値段で2つの味を楽しめるのが支持されているのでは」と井出さん。
そのほか、男性には「カツカレー」(ポーク=590円、ビーフ=680円)、女性にはオクラ、ニンジン、ブロッコリーなどが入った「温野菜カレー」(ポーク=490円、ビーフ=540円)が人気だという。トッピングメニューは「ゆで卵」(50円)、「ほうれん草」(80円)、「煮込みハンバーグ」(200円)など。一部メニューはテークアウトも可能。
東日本大震災5日後のオープンだったが、地震の影響は少なかった。店頭では、同社が加盟する日本フランチャイズチェーン協会を通じた募金活動を行っている。
営業時間は11時~22時。