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八重洲北口近くに会員制ギャラリー「そら」-1週間単位で「表現者」募集

「表現する人の集まる『広場』にしたい」と話すオーナーの加藤はるまささん

「表現する人の集まる『広場』にしたい」と話すオーナーの加藤はるまささん

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 JR東京駅八重洲北口近くに10月、非営利アートスペース「ギャラリーそら」(中央区日本橋2、TEL 070-6474-1927)がオープンし、現在、運営メンバーを募集している。

非営利アートスペース「ギャラリーそら」

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 アーティスト、フリー・キュレーター、コレクター、パトロンによる共同運営を目指す同ギャラリー。月会費3,000円で運営メンバーになれば、毎月最低7日間、同ギャラリーを個展、作品販売、ワークショップなどの企画に利用できる(経費は主催者が負担、売り上げの10%はギャラリー運営費に充当)。

 代表の加藤はるまささんは大学卒業後、日本橋室町の老舗画廊に勤め始め、同かいわいのギャラリーやイベントスペースでの展示企画を手掛けてきた。現在は銀座で「ギャラリー・ツープラス」を運営する。同業界に15年間携わる中で、「美術販売のシステムにうまく乗れず、良い作品を作っても評価をされない作家をたくさん見てきた」といい、今回、「プロ、アマを問わず表現したい人たちが集まる、広場のようなギャラリーを提供したい」と、中央区の文化事業助成制度を利用して同ギャラリーを設立した。

 店舗面積は約15平方メートル。オープンに当たり壁を白く塗り替えた。「参加者には真っ白な状態から、この空間を思う存分作り変えてほしい」と加藤さん。20人程度のメンバーを募り、若い世代の参加を歓迎するという。「集まった個々の関係性から地域とのつながりを広げ、盛り上げていきたい」と意気込む。

 営業時間はイベントにより異なる。金曜定休(イベント開催時は営業)。

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