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震災から1年、日本橋で10回目の「みちのく復興市」

日本橋から被災地へのメッセージ

日本橋から被災地へのメッセージ

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 日本橋滝の広場(中央区日本橋1)で3月10日・11日、東日本大震災の犠牲者を追悼し、復興を支援するイベントが開催された。

喜多方ラーメンには列も

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 10日は、名橋「日本橋」保存会による「日本橋竹灯り精霊流し」を開催。震災から1年の節目に、犠牲者の魂をなぐさめ、復興に力を尽くす人を応援するため、3日前から竹明かりの製作を開始。日本橋地域の住人や地元小学校の生徒、保護者などが協力し、内部にともした明かりが透けて見えるよう、竹の表面を微妙な厚みに削った。時間の経過による乾燥や腐食を防ぐため、湿度を与えつつ温度調整を続けるなど、心を配ったという。当日は、通行人に被災地へのメッセージの記入を呼び掛け。数々の「がんばろう」が書かれた400本の竹筒の中にロウソクをセットし、日本橋川に流した。

 翌11日は、昨年6月から月1回開催されている「日本橋みちのく復興市」の第10回を開催。福島県、宮城県のみそ、しょう油、日本酒、菓子などの販売に加え、喜多方ラーメンのキッチンカーが登場し、はまぐりだしの塩ラーメンを求める人が列を成した。

 会場では、スピーカーを通じ、国立劇場で開かれていた追悼式典を中継。震災発生時刻の14時46分には、時報に合わせ、出展者、来場者共に足を止め、黙とうをささげた。

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