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ユイトで「江戸遊学」開講-江戸のビジネスにホスピタリティー経済学ぶ

「江戸・歌舞伎・着物」をキーワードに、各界の文化人を招き2012年度前期は全6回開講。

「江戸・歌舞伎・着物」をキーワードに、各界の文化人を招き2012年度前期は全6回開講。

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 日本橋室町の商業施設「YUITO(ユイト)」(中央区日本橋室町2)で4月22日、江戸文化を学ぶ連続講座「江戸遊学」が始まる。主催は、伝統芸能専門のイベント企画会社「芝居茶屋 新日屋」(日本橋久松町、TEL 03-5652-5403)。

司会進行の葛西聖司さん

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 「江戸・歌舞伎・着物」をキーワードに毎月、各界の文化人を招き江戸の価値観について学ぶ同講座。アナウンサーの葛西聖司さんが司会進行を務める。

 2012年度前期は全6回開講。4月22日の第1回は、江戸末期に流行した「端唄(はうた)」を約350曲収集し、10年がかりで全曲を歌う演奏会に取り組んでいる邦楽演奏家・本條秀太郎さんを講師に迎え、「江戸は音楽に生きている」をテーマに開く。そのほか、9月までの毎月、祭りや火消し、おもてなし、食文化、写し絵、日本舞踊をテーマとした講座を予定する。各回の定員は60~80人程度。

 「江戸は、西洋の資本主義経済とは異なる『ホスピタリティー経済』の上に成り立っている」と同社の山口洋文さん。ホスピタリティー経済とは、個々に別々の最適なサービスを提供するビジネスのあり方。「歌舞伎を通して江戸や日本のことを知り、着物を通して文化技術を学ぶ。江戸ならではの経済のあり方が、今後の世の中の手本になるのでは」とも。

 開講時間は13時30分~15時。参加費は各回3,500円。着物での参加者には当日500円をキャッシュバックする。予約は新日屋で受け付ける。

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